2017-08-15

去りゆく夏の「薬膳ごはんセミナー」のお知らせ

(いつものブログはこの下↓↓です)

次回のテーマは「夏疲れをほぐし、秋の訪れに備える養生」です。

夏の陽射しで傷んだ髪やお肌を体の中からケアするとともに、秋口の急な変化に対応する食材を使った養生ランチを召し上がっていただき、ご家庭で気軽に採り入れられる養生ポイントについて判りやすくお話しします。
7月に行ってきた香港で入手した、ちょっと珍しい薬膳食材も使う予定です(^^♪

日時:8月29日(火)12:00~14:40ごろ
場所:あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)
奈良市法蓮町1232 (近鉄奈良駅から北に徒歩約15分)


料理とお話:藍布店主 里井啓子
(日本漢方養生学協会認定 漢方スタイリスト・養生薬膳アドバイザー)

参加費 3500円(ランチ、スイーツセット、資料代込)

お申込み:こちらのブログのコメント欄、「管理者のみに公開」を選んでいただき、参加者のお名前、人数、連絡先メールアドレスと電話番号をお知らせください。こちらからの返信をもって受付完了です。
Facebookアカウントをお持ちの方は、「藍布(アジア薬膳)」のメッセージでも受付いたします。
上記テーマの他に、「冷え」「貧血」など、採り上げて欲しいお悩みがあればお書き添えください。
当日、時間に余裕があれば、お話しさせていただきます。

当日は筆記用具をご持参ください。調理などの実習はありません。

キャンセル料:セミナーの2日前以降は半額、前日及び当日は全額になります。代理のご参加があればキャンセル料はかかりません。


このセミナーは、「あやごんのゆったり生きよう企画」と、藍布との共催です。

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↑こちらは前回の様子です。


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2017-07-24

御陵さんの蓮

きたまちにある、聖武天皇陵。
近隣では「御陵さん」として親しまれています。
大仏建立の詔を出されたり、歴史上中々に有名な方ですが、御陵自体は実はあまりメジャーな観光地でもなく、
その分、いつもひそやかな静けさをたたえています。
白い鳥居とその奥にあるこんもりした墳墓と、それ以外何があるわけでもないけど、
時々行くと心が落ち着きます。

が、
それ以外何があるわけでもない、と思い込んでいたのがマチガイで、
きたまち五年目にして初めて、この御陵の池に素敵な蓮が群生しているのに出会いました。

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きたまちでは老舗の「小さなホテル 奈良倶楽部」さんや、「コハルカフェ」さんも、ご存知なかったとか。

決して大きくはない池と言うか水路?ですが白地にほんのり淡い紅をさしたような蓮の蕾やあでやかに開いた花を見ていると、心にも潤いが満たされるようです。
さすが、花も実も葉も根も、それぞれ薬効がある植物です。
蓮華と言えば、仏様のお座りになる場所ですしね。

花の時期はもう後長くないでしょうが、何しろ藍布から近いので、今しばらく、楽しませて貰おうと思っています。

みなさまも、養生ランチや薬膳かき氷などご来店の際には是非、御陵さんの蓮をご覧になって行ってください。



2017-07-24

薬膳ランチ:今日までの季節の養生ランチコース

こんな感じでしたー!

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お品書きは、

キュウリとコーンとレンズ豆のスパイスサラダ
夏野菜と緑豆春雨の海鮮ソース炒め
薬膳スープ

そして、

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牛肉とトマトの香港式煮込み
ハトムギと黒米入りごはん
大根の香味しょうゆ漬け
デザート:パイナップルと龍眼のゼリー・ココナッツミルク
ライチ紅茶

以上でございます。

連日厳しい暑さが続いていますね。夜も寝苦しかったりして、知らずに疲労がたまってくる方も多いかと思います。
あっさりしたもの・冷たいものについ手が伸びがちですが、胃腸が冷えて余計にダウンすることのないよう、心掛けたいものです。

さて一品目は、身体の湿気取りに役立つトリオを揃えたつぶつぶ食感も楽しいサラダ。
後からピリッと来るちょっぴりピリ辛なスパイス遣いが食欲を増進してくれます。
食欲増進とは、単に食べる量の多寡でなく、胃腸が消化スタンバイ出来てる、と言うことでもあります。

お次は、緑豆春雨とズッキーニ、セロリをたっぷり入れて、干し牡蛎や干しエビ、漬け菜など旨み食材をぎゅっと詰め込んだ香港の調味料を使った炒め物です。
春雨の原料となる緑豆は清熱解毒の夏バテにピッタリの食材、ズッキーニも熱さましと潤い、セロリは気の滞りを巡らして暑さによるストレス軽減と、それぞれ働きがあります。
野菜や調味料から出る旨みを春雨が吸って、美味しさアップ。
「初めて食べる味やけど、美味しいわ~~」と言うお声も頂戴しました(^^♪

薬膳スープは、この時期、身体の水捌けを良くして胃腸を助けるヨクイニンや茯苓などの生薬をメインにブレンドしています。

ご飯と合わせる煮込み料理は、香港式ハッシュドビーフのような、トマトと牛肉煮込み。
でも、バターや小麦粉などを使わず、実はかくし味に醤油が入っていたりする、和洋折衷ならぬ中華と洋食のいいとこどりのような、
後口軽くてトマトの酸味が夏疲れを和らげてくれる香港ならではのレシピです。

デザートは、ザクザクパイナップルと、龍眼(ロンガン)のゼリーにココナッツミルクを添えたもの。
ロンガンは生だとライチによく似たフルーツですが、干して「龍眼肉」というと、五臓の心を補う生薬です。
心のエネルギーが減って、眠りが浅くなったり、女性でしたら不正出血などが起きた時に、この龍眼肉の入った帰脾湯と言う漢方薬を処方されることがあります。
ちょうど先日、らんぷ店主が香港に行ったとき、生の龍眼の旬の始まりで、市場で買ってホテルで楽しみました。
生のものは残念ながら日本に持ち帰りは出来ないので、今回ゼリーに入れたのはドライフルーツを刻んだものです。

食後の養生茶は、気血を補ってお肌の血行を改善するライチをブレンドした紅茶を。

明日明後日は店休日をいただきまして、27日木曜日からはまた、ガラリと変わったアジアのごはんで皆様のお越しをお待ちしております。
お次のメインは、鶏肉と夏野菜をあっさりしょうゆベースの味で煮込んだフィリピンのおばんざいです。
野菜料理は、赤玉ねぎとコーンのサラダや、キュウリのスパイシーなインドネシア風ピクルスなど、
デザートは清熱解毒の緑豆を使ったものを予定しています。
どうぞお楽しみに。



2017-07-23

香港旅行記:2

7月10日~13日に行ってきた、漢方(中医学)薬膳研修胃袋旅行覚え書きです。

今回は、生鮮市場のお話。

高層ビルがひしめく超近代的過密都市な香港ですが、「街市(がいしい)」と呼ばれる公設市場が、
街のど真ん中にさりげなくあったりします。
一歩中に入れば、新鮮な野菜や魚介やそしてお肉さんたちが満載。
ディスプレイも日本とは一味も二味も違います。


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↑こちらは野菜。日本の八百屋さんのようにザルに一盛りずつと言うよりも、空芯菜・ブロッコリー・キャベツと言った種類ごとに綺麗に山積みされてることが多いように思います。
量り売りなのかな?流石に野菜は買ったことないので(;^ω^)
果物は、一斤幾らと言う感じですね。

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↑こちらは肉屋さん。日本と圧倒的に違うのは、生肉をショーケースに入れたりせずに、S字フックで吊り下げていること。
屋内とは言え、そんな冷房ガンガンでもないんですけど…。
でも、お肉も新鮮と言うか、ドリップひとつ垂れていません。
モモとかムネとか肩ロースとか、部位と量と切り方を指定して、その場で切って貰うようです。
「こっちを300g、炒め物用に薄切りにして、あっちはトンカツ用に3枚お願い」こんな感じなんでしょうか。

お次はちょっとギョッとされるかもしれません(^^;


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別の肉屋さんの前にごろんとあおむけに横たわってた豚さん…。
どうも、傷みやすい内臓を先に取ったもののようです。
肩ロースやスペアリブや豚足や豚耳は、これから解体ですね。
因みに、香港のお粥屋さんの定番メニュウに「状元及第粥」と言う、豚の臓物色々を入れた滋養たっぷりのお粥があります。
この豚さんの内臓はそのころすでに粥になって煮込まれていたのかも(笑)

因みに、前を通っても特に生臭いとか血の臭いがするとかいうことは全くありませんでした。

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↑最後は、魚屋さんです。
香港は海鮮料理も豊富で、街市にも肉屋と並んで必ず魚介を扱う店があります。
面白いのが、この写真のちょっと奥(左)に見える白っぽいもの、魚の浮袋を必ず目立つようにディスプレイしているところ。
小さい風船のようにぷっくり膨らんでいます。
魚の浮袋も重要な食材のようです。
糖水と言う伝統的なスイーツ(おしるこや善哉のようなもので、具材組み合わせにより多様なバリエーションがある)にも、この浮袋を使うレシピがあるみたいです。

香港のスーパーにもパック詰めされた肉などがない訳ではないですが、
街なかの便利なところにこんな市場があれば、新鮮な肉や魚を必要な分だけ買えていいですよね。
因みに聞きかじりの知識ですが、香港(広東語)には「生猛(サーンマーン)」という、食べものの新鮮な様を表す言葉があるそうです。新鮮、て言うよりも勢いのある表現ですね。
まさに肉も魚も野菜も、今の今まで生きてましたっ、と言う感じがします。
そういう命たちをいただいて、自分の血肉にしているのだなと自然と感じられる、香港の街市歩きでした。




2017-07-22

香港旅行記:1

谷町らんぷのころはブログもほとんど書いていなくて、
アジア胃袋旅行のあとはリアルなアルバムを作ってご来店のお客様に楽しんでいただいたものでした。
今回、2017年7月10日~13日の香港「漢方・中医学薬膳研修胃袋旅行」、
大変にぼちぼちペースですが、短いながらも盛りだくさんな旅のアルバム、少しずつこちらにアップして行きますね。
勿論リアルな土産話は是非、奈良きたまちの藍布のカウンター越しにて。


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香港は亜熱帯ですが、7月のこの時期、徐々に亜熱帯化している(笑)日本とほぼ同じぐらいの気温&湿度だったような気がします。
台風シーズンなので雨の心配をしていましたが、旅行中は幸い天気が崩れることもありませんでした。
その代わり、晴れるととにかく陽射しが強い!体力も消耗します。
そんな中、街歩きの心強い味方がコンビニや駅ナカのショップ、街の路面店で見つけた「薬膳ドリンク」たちでした。

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↑アミガサタケと白キクラゲとココナッツミルクのジュース。

味わいはまるっきりココナッツミルク味。白キクラゲの細かいのが結構沢山入っています。
材料はいずれも肺・呼吸器・お肌を潤すまさにラベルの通り「滋陰養顏(潤い成分を補って美容に効く)」の効能が期待できそうなものばかり。
ココナッツ好きな人なら「美味しい!」ってゴクゴクいけちゃう味です(^^♪

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↑コンビニやスーパーで見つけた、薬膳食材入りのドリンク。
うっかり裏の原材料の写真を撮り損ねてしまったのですが、左は解毒、デトックスがメイン、中央は身体にこもった熱をとり潤い補給するタイプ、右は胃腸の消化を助けるタイプの食薬をブレンドしたものです。
左と中央が、ほのかに漢方薬が入ってるかなー、と言う感じで、甘みもほんのり。
右は甘酸っぱいジュースと言う感じでした。

こうしたジュース類を一本ずつ、ドリンク用の保冷バッグに入れて街歩きのお供に。
信号待ちや、立ち止まってちょっと地図確認と言うタイミングでちょこちょこ飲んでいました。
らんぷ店主は清涼飲料水を飲むことって滅多になくて、普段は外出時に携帯するのは水か無糖のお茶ですが、
これらのジュース・ドリンク類は、不思議と甘ったるさを感じませんでした。

日本のコンビニでも最近は、チアシード入りとか、ヒゲ入りのコーン茶とか見かけるようになりましたが、
こうした薬膳食材入りのドリンクなんかも採り入れてくれると嬉しいですよね(^^♪







プロフィール

らんぷ店主

Author:らんぷ店主
アジアのお母さんの味に東洋医学のエスプリを混ぜた、アジア薬膳料理屋を奈良きたまちの古民家で展開。
「あじあの薬膳おばんざい 藍布(らんぷ)」
火曜・水曜定休
奈良市法蓮町1232
℡ 0742-27-1027

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